かぜに効くツボ
- 監修
- 桜みちクリニック院長
永武 毅先生
目次
かぜによる くしゃみ、鼻水
かぜによる さむけ
かぜによる のどの痛み、せき
昔から「かぜは万病のもと」といわれています。 たかがかぜと安易に考えて放っておくと、思わぬ病気の原因になったり、下がった抵抗力のせいで他の病気にかかりやすくなってしまいかねませんので、油断は禁物です。さて、その“かぜのひきはじめ”に効果を発揮するツボをご紹介いたします。
かぜによる くしゃみ、鼻水

場所:鼻孔のすぐ外側の小鼻の横にあります。
手技:迎香(げいこう)のツボに中指の腹をあてて、15回くらいゆっくりと押しながら小さな◯を描くように指圧します。
かぜによる さむけ

場所:首を前に倒したときに、えり首のところに飛び出る骨のすぐ下にあります。
手技:大椎のツボ周辺の皮ふを、ヘアードライヤーや使い捨てカイロなどで温めます。
かぜによる のどの痛み、せき

場所:首の付け根の鎖骨と鎖骨の間にあります。
手技:まず、背中の首位の皮ふをヘアードライヤーや使い捨てカイロなどで温めて、天突のツボを人さし指で指圧します。のどにまっすぐに押すと苦しいので、鎖骨の裏側をおすつもりで行います。