かぜの豆知識

かぜに関するウソ?ホント その2 監修:土川内科小児科 院長 土川 研也先生

「かぜ」の原因の80〜90%はウイルスの感染。ライノウイルスやアデノウイルス、インフルエンザウイルスなど様々なウイルスが知られていますが、その数はなんと200種類以上!
誰でもかぜをひきますが、意外と知られていないことも多くあります。実は間違っていた、勘違いしていた「かぜ」に関する情報をお届けします。

かぜは人にうつすと治る?

これは全く医学的根拠のない事です。かぜが治るのは体の中にインターフェロンというかぜのウイルスが増殖するのを抑える物質ができ、リンパ球などの免疫担当細胞がかぜのウイルスをやっつけてくれるからです。
Aさんが、周りの人にかぜをうつしてその人にかぜの症状がでる頃には、このようなメカニズムでAさんのかぜが治ることから、「かぜは人にうつすと治る?」という間違った事が言われるようになったのかもしれません。

水まくらで熱を下げる?

熱がでるとよく水まくらを使う方がいます。しかし、実際、水まくらを使ってもそれほど熱は下がりません。頭の後ろやおでこを冷やしたくらいでは、全身の熱はなかなか下がってくれないものです。
もし、冷やすことで熱を下げるのであれば、脇の下や股のあたりなど数ヶ所を同時に冷やさなければ効果は期待できないでしょう。

かぜの時に注射をすると早く治る?

残念ながら、注射をしたからといって、かぜが早く治るということはありません。かぜの場合、対処療法といって鼻水やのどの痛み、熱などのかぜの症状を和らげる薬を使うことが一般的です。また、患者さんの状態によっては、かぜのウイルスによって傷害を受けた気管支から細菌が侵入しておこる肺炎などの合併症を防ぐために薬を使うこともあります。これらの薬は内服薬の方が種類も多く、治療効果も十分にあると考えられます。

このページのTOPへ

武田コンシューマーヘルスケア株式会社

© Takeda Consumer Healthcare Company Limited